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善光寺(ぜんこうじ)◎融通念仏宗

〒581-0881 大阪府八尾市垣内4-41 電話072-941-0550 

縁起によると、第33代推古天皇の御代に、信濃国の住人本田善光(信州善光寺開基)が都へ上がり、大和国豊浦の里、難波の堀江に於いて一光三尊の阿弥陀如来(善光寺如来)を感得しました。之を背に負い信濃へ帰る途中、信貴山を超えて当地に立寄り逗留しました。その際、近隣の人々が集まり来たって如来と共におこもりをしましたが、翌朝不思議なことに如来のお姿は2体にお分かれになっていました。善光は当地にこの御分身如来を安置することにしました。これが当寺の濫觴です。当地では俗称「元善光寺」といいます。
その後、本田善光は再び当地を訪れましたが、その折、信濃から生木の樟のつえをついてきました。そしてこの樟を地面に突き刺し、もしこの地に緑があるなら芽が出るように、そうでなければ枯れるようにと祈念されました。するとこの樟は見事に根付き芽を出しました。これによって御分身如来は後の世までこの地に奉安されることとなりました。善光はこの時如来へのお供えに柿と梅を持参し宝前に手植えをしました。後に樟は枝葉繁茂し、周囲7米の大樹となり、奇特楠と称して現在大阪府の天然記念物、また八尾市の保全樹木に指定されています。柿は、信濃柿と称し、小指頭大の実を無数に結び珍重されています。また梅は不断梅と称し、春季に開花、結実し、冬に至ってもその実が落ちないことで知られていましたが、現存していません。
またある時、あらたかな如来ということで、堂宇の回りに生け垣をして如来を秘仏としました。これにより地元の人は如来を「垣の内の如来」と呼ぶようになりました。それが今日の垣内(かいち)の地名の由来です。

 見どころ
大阪府と奈良県の境にわたる金剛生駒国定公園内の信貴山の西山麓を通る東高野街道(旧170号線)に近く位置しています。境内に大阪府指定天然記念物の楠の巨木があり、樹齢約1000年、本田善光の手植と伝えられます。
 参拝時間
夏季 午前5時〜午後7時 冬季 午前6時〜午後6時
 拝観料
無料
 ご朱印
有 寺務所にお申し出下さい。
 その他
河内西国第十三番霊場朱印あり。
 行事
3月春分の日 春季彼岸会
4月16日〜17日 春季おつや・御開帳
8月19日 大施餓鬼 
9月16日〜17日 秋季おつや・御開帳
9月秋分の日 秋季彼岸会
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