善光寺（ぜんこうじ）◎浄土宗西山派

明治20年頃(1887)、愛知県愛知郡に善光寺燈明講が組織され、その本尊としてご分身をおまつりしたのが当寺のはじまりである。その後奉安所が転々と変わり、明治37年(1904)頃千種区元古井より、熱田前新田に移り、現在の場所へと移転。大正2年(1913)総本山光明寺(京都府長岡京市粟生)住職勝川相善大和尚が当地に隠棲し、大正2年(1916)京都府乙訓郡より寺号を移転。大正12年(1923)には臨江寺を善光寺と改称。
大正元年(1912)、大正10年（1921)の2回の暴風雨により仮堂、建築中の本堂が倒壊し、昭和2年(1927)に再建落慶。昭和19年(1944)12月震災のため、鐘楼堂外3棟を失った。昭和27年(1952)には都市計画のため現在地に移転した。
平成20年(2008)9月に本堂。庫裏を取り壊し、現在再建中。完成は平成21年（2009）秋の予定。